「この人と結婚したいと思ったら取るべき重要な5つのステップ」は以下のとおりです。 参考にしてみてください。
目次
1. 結婚について二人で十分に話し合う
結婚は二人の人生を共にする、人生最大の決断です。そのため、お互いの考えや期待値をしっかりと共有し、齟齬がないか確認することが何よりも重要です。
結婚に対する考えが二人で異なっていたら、将来的に大きなトラブルの原因になりかねません。例えば、一方は子どもが欲しいが他方は欲しくない、といった根本的な価値観の相違があれば、その溝を埋めるのは非常に難しくなります。
そこで、結婚について二人でしっかりと話し合う機会を設けることをおすすめします。話し合う際のポイントは以下の通りです。
■結婚の目的
・理由
・なぜ結婚をしたいと思うのか
・結婚によって何を実現したいのか (例:子どもが欲しい、経済的な安定、人生のパートナーが欲しい等)
■結婚後の具体的な生活設計
・住む場所(実家・賃貸・新居など)
・生活費の工面方法(共働き・片働きなど)
・家事分担(料理など)
・子育ての考え方(預ける・自分で見るなど)
■お金の管理
・貯金の考え方
・財布の別管理
・共有
・贅沢品の購入基準 など
■家族
・親族関係
・実家の親との関係性
・仲の悪い親族への対応
・祭礼などの関与度合い
■価値観
・宗教観
・結婚観
・子育て観
・年取った時の親の介護観
このように、できるだけ具体的な話題について二人で議論しあうことが大切です。価値観の違いに気づけたら、その違いをお互いに尊重し合えるかどうかをよく検討する必要があります。
結婚後に予期せぬトラブルに見舞われないためにも、事前の話し合いは必須と言えるでしょう。
2. 相手のことを深く知る
“永遠の人生のパートナー”を選ぶ上で、相手のことをできるだけ深く知ることが不可欠です。デートやサシで見た表面的な一面だけでなく、本当の素顔や価値観を知る必要があります。
相手を深く知るためのポイントは以下の通りです。
■生い立ちや家族関係を知る
・育ちの環境(両親の職業、兄弟姉妹の有無など)
・家族との関係性(仲は良いか、実家から独立しているかなど)
■価値観や人格を知る
・仕事観や金銭観は？
・嫌なことや我慢できないことは？
・ストレス発散の方法は？
■趣味
・特技を知る
・旅行が好きか？
・読書家か？
・運動オタクか?
・得意な料理やスポーツは？
■結婚観や子育て観を知る
・理想の家族像は？
・子どもは何人ほしいか？
・家事の分担はどう考えているか?
■人間関係を知る
・職場の人間関係は？
・友人は何人くらいいるか？
これらの点を、直接本人に聞くだけでなく、親しい友人や家族からも情報を集めるのがよいでしょう。
深く相手のことを知れば知るほど、本当に気が合うかどうかが見えてくるはずです。結婚は人生の最大の決断です。相手を選ぶ上で、しっかりと時間をかけて吟味することが大切不可欠なのです。
3. 自分自身について深く知る
結婚相手を選ぶ際は、相手のことを知ることも大切ですが、同時に自分自身のことをも深く省みる必要があります。
なぜなら、自分が何を大切にしているのか、どのような生き方をしたいのかを知らなければ、相手が自分に本当に合っているかどうかを正しく判断できないからです。
自分自身をよく知るためのポイントは以下の通りです。
■自分の価値観、人格を知る
・自分は几帳面か？それともズボラか？
・家族を大切にする人間か？それとも仕事第一か？
・精神的に強いか？ストレス対処力はあるか？
■自分の長所・短所を知る
・自分の長所は何か？短所は何か？
・パートナーに求めるべき補完的な面は何か？
■人間関係を見直す
・友人付き合いは上手か？
・家族とはうまくいっているか？
・対人関係でいつもつまずくポイントは？
■人生設計を立てる
・理想の生活スタイルは？金銭感覚は？
・理想の居住エリアは？
・老後の生活設計は？介護はどうするか？
■自分の結婚観・子育て観を問う
・なぜ結婚をしたいのか？子どもは欲しいか？
・理想の家族像は？家事分担はどうするか？
自分を深く見つめ直すことで、自分が本当に大切にしている価値観や生き方が見えてくるはずです。そしてそれが、相手とマッチするかどうかを冷静に判断できるようになります。
自分探しは一朝一夕にはできません。じっくりと時間をかけて、自分自身の内面と向き合うことが重要なのです。
4. 結婚のメリット・デメリットを理解する
結婚にはメリットだけでなく、必ずデメリット(リスク)も存在します。ですので、結婚を考える際は、メリット・デメリットをしっかりと理解しておく必要があります。
■結婚のメリット
・生涯のパートナーが得られる
・経済的な安定が得られる
・子どもを産み育てられる
・親族関係が拡大し人脈が広がる
・社会的な信用が得られる
・人生の充実感が高まる
■結婚のデメリット
・自由が失われる
・経済的な負担が重くなる
・家事や育児で時間的・肉体的負担が増える
・別居や離婚に伴うリスクがある
・親族間のトラブルに巻き込まれる可能性
結婚生活を送るためには、お互いに多くの努力や譲歩が必要になります。自由気ままな生活ができなくなるだけでなく、金銭面でも家計を支える責任が発生します。
また、子どもが生まれれば育児に多大な時間と労力を費やさなければなりません。片親の場合は特に大変で、共働きをするのか片方が仕事を辞めるのかの選択を迫られることもあります。
さらに、親族間のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。亭主関白な姑や、金銭的に援助を求められる義理の兄弟姉妹などのリスクを忘れてはいけません。
そして最悪の場合、別居や離婚に至ってしまうリスクも存在します。離婚が上手くいかなければ、子育ての権利を完全に失ってしまうケースもあり得ます。このように、デメリット面ではかなりのリスクが伴います。
ですので、メリット面だけでなく、必ずデメリット面も理解しておくことが重要です。そうすれば、結婚後に予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性を最小限に抑えられるでしょう。
5. 周囲の人に相談する
結婚は人生の大きな岐路です。自分ひとりで決めるのではなく、信頼できる周囲の人々に相談し、様々な意見を聞くことをおすすめします。
■身内への相談
・親や祖父母
・兄弟姉妹
・親戚
特に両親には必ず相談したほうがいいでしょう。結婚は家族同士のつながりでもあり、親の意見は重みがあります。親と考えが違う場合もあるかもしれませんが、最低限相談だけはしておきましょう。
■友人への相談
・高校時代の親友
・職場の友人
・異性の友人
友人からは新鮮な意見が聞けるかもしれません。特に異性の友人は、異なる立場から参考になるアドバイスをしてくれるでしょう。
■専門家への相談
結婚は人生で最も大きな決断の一つです。特に経済面では、専門家のアドバイスが重要になります。
・結婚相談所や結婚情報サービス
・フォナンシャルプランナー
・心療内科医
結婚相談所では、結婚生活のイロハを教えてくれます。お金の専門家に聞けば、新生活のための資金計画についてアドバイスが得られます。心療内科医に相談すれば、精神面でのサポートを受けられるでしょう。
様々な立場の人々から意見を聞けば、結婚について多角的な視点を持つことができ、より良い判断ができるはずです。
結婚とは自分ひとりだけの人生ではなく、様々な人々との新たなつながりをも意味します。周囲の人々の意見を参考にし、粘り強く相談することが、人生最大の決断を下す上で重要なのです。
以上が、結婚について慎重に考えるべき5つのステップの詳細になります。結婚は二人の人生を左右する、非常に重大な決断です。それだけに、相当の準備期間と周到な検討が必要不可欠なのです。
“永遠の伴侶”を得るためには、じっくりと時間をかけ、様々な角度から判断材料を収集することが大切です。そうすれば、後悔のない正しい決断ができるはずです。結婚は希望に満ちた出発点であり、思い描く理想の家庭生活に向けた第一歩となります。自分自身の人生を最優先に考え、”賢明な選択”を心がけてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
結婚を考える際には、相手とのコミュニケーションを重視し、お互いの価値観や考え方を理解することが重要ですよ。また、自己理解も欠かせず、結婚のメリットとデメリットを冷静に考えることも重要です。周囲の人や専門家の意見を聞くことで、より客観的な視点を得ることもできます。結婚に向けての行動は慎重に行い、幸せな未来への第一歩を踏み出しましょう！応援していますね！
